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ブロックチェーン雑記

先日参加したイベントでの学び、これまでに学んだ知識をもとにブロックチェーンについて、どんなツールなのかということにざっっくりとまとめていきます。

理解や思想がクリアになるたび編集加筆加えていく予定です。

 

 

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンはデータベースの一種で、分散型台帳とも呼ばれます。データの移動歴を信頼性のある形で保存、編集し続けるためのテクノロジーです。

変更されない履歴を積み上げることにより信用を担保する技術で、世界中にいるネットワークの参加者が信頼を担保するアルゴリズムを持ち、改ざんも後戻りもできないと言われています)。

現状スピード、スケール、合意形成、ガバナンス、ボラタリティが高すぎることなどが課題とされています。

 

 

ブロックチェーンの本質的解釈 

・価値のインターネット(IoV)としての側面=価値を乗せる/移転する、その媒体となる性質

ブロックチェーンの実装により、限りなく無料に近いコストで価値の移動をいつでもできるネットワークが現出するとされます。

(これに対し現状のインターネットは資金ではなく情報が動くもの)

 

・信用の陳腐化

ブロックチェーンは信用を陳腐化させます。

信用を技術(ネットワークの参加者が信任する形で台帳が更新されていく)が総取りしたことで、古典的な信用は陳腐化し、価値が薄れるという展望があります。

 

結果として社会証明や権威、ブランドから生じるバイアスが希釈され、より物事を「価値があるのか?」の点においてフラットに評価する流れをもたらし、また経済活動を行うには信用が必要で、信頼がない人は第三者を介してそれを担保しているという現状がありますが、これを改善し個々人の活動をより活発化させ得る刺激を与えられると考えます。

 

将来的には信頼(自分は頼れるか?のニュアンスにおいて、より一人称に落とし込んだ表現と感じます。)や共感に価値が推移すると言われ、これは自然に腹落ちしました。

 

そこで問われるいくつもある要素の中で、個人的には当事者意識のデザイン性、セキュリティの堅牢さが大きいと考えています。

 

 

分散型の小さな経済の形成

マクロで見れば小さな経済圏が乱立し、ミクロで見れば無数の組織が多数のレイヤーで混ざり合い、それらの重ね合わせの中で仕事に取り組んでいくようになるとされます。

 

国(地理や政治をベースにした繋がり)→コミュニティ(共感をベースにした繋がり。)というように所属意識も変容していくと考えます。

 

これは、どのような(名前の)組織に属するのか→どのような人の集まり/環境に属するのか?

という変容であり、複数の経済圏を自由度高く選択できるようになることを意味します。

国家の衰退というよりも、所属を求める対象の軸が変わっていくという見方が妥当だと感じました。

 

医療への応用例

 

随時追記編集していきます。